天然ヘナと藍を混ぜて塗る サロンの限界
コメントいただいたS様、ご質問ありがとうございます。
ヘナとインディゴを混ぜて一回染めでどこまでお客様を満足させれる、毛染めとしての役割があるか?
の質問にお答えします。
●髪のかたいタイプは無理です。
柔らかいかたはOK.限界あり
サロンとしてまともな料金はいずれにしても頂きにくいでしょう。
化学のアルカリよりマシになった、くらいです。
インディゴのアレルギーが無い事をパッチテストで確認、翌朝確認、を忘れないで
柔らかい髪質にヘナとインディゴを混ぜて塗布をご説明します。(1度塗り)
良質のヘナと藍を施術前によく混ぜ合わせます。既に混ざったものは劣化が早いのでできれば
インディゴとヘナを別々に用意します。
1:1からを基本にインディゴを7割まで混ぜることが出来ますが
8割になると紫っぽい色になり、健康な髪には見えません、手触りも悪くなります。
より髪に粘着するように、増粘剤や卵を入れても良いと思います。
1:1もしくは藍を気持ち多め。湯煎にかけるなど温度が高いほうが良く浸透する。(ヘナを塗布するときも湯煎したほうがGOOD)
ヘナは粘性があり、インディゴは無いため、混ぜただけでは混ざってません。
よく、十分練ることが大切です。ぶつぶつがきれいに混ざるまでです。
根元1:1もしくは4:5のブレンドをしっかり置くように塗布。
サランラップで包み促進器、40分、
サランラップの頭頂部を開き、根元に空気がくるように、髪の根元を起こし、ドライヤーなどで空気によくふれさすのが大きなポイントです。空気を当て、20分。
白髪が薄い緑に変色していたら、3日後には茶色に、(あくまでも柔らかめ髪)なります。店では色の変化を見ることが出来ません。
その場での茶色は無理です。
。だからやっぱり二度染めすることがサロンには必要なのです。
売り上げについて:ヘナサロンにするとアルカリヘアダイより売り上げが減る いくらの料金でメニュー化するのか?
先生の悩みがどこに帰結するのか、二度染めにおける料金と、時間のバランスです。
サロンの先生の多くが、その悩みを抱えてらっしゃいます。また、お客様の髪を健康に若返らせたいと思うサロンのオーナー様ほど、料金とのGAPに悩んで知るのも事実です。
美容学校でつちかったことと、ヘナは大きな差があるので、まずわたしがヘナを取り入れるサロン様に提案するのは、完全に美と健康の頭の中での切り離しです。
もしくはフロアー分け、スタッフヘナ選任するとか。
アルカリカラーなどをすべてヘナに変えると、新規のお客様が呼び込めない限り、売り上げは落ちます。時間がかかり、また神経を使う以上に利益は上がらないのです。
今のお客様を失いたくないためにのみヘナを導入するサロンは、よく考えて、ヘナに取り組まなければなりません。安易なヘナの導入はわたしは勧めません。いまやカットが主流の流れ、カットとヘナだけに絞る、アルカリとヘナの共存はとてもハードル高いと思います。
また化学のヘナは雑貨ですが、わたしはそれをすべて拒否するのはどうかと思います。
身体的に問題がある方や、生活環境、天然ではないことの了承で使用するなら受け入れもあるのでは?
サロンを取り巻く環境について
素人さんのヘナのグループや、ホームへアダイのヘナ愛好者
ネットワークのヘナビジネスで
いまやホームヘアダイはどのくらいいるか、昔は70%といわれてましたが、健康志向が高くなり免疫力を保つには
化学薬品で頭を染める、安いサルファイト系のシャンプーで頭を洗うことなどに敏感になる人が増えつつあります。
私たち輸入バイヤーはヘナの輸入量がとんでもなく増えたのを現実に把握しており、ビジネスとして活性があり、ところがサロンでなく個人に行き渡っているのが現実です。
だから一度の塗布で簡単に、技術面でのフォローをと考えるのは効率化として当然です。
でも混ぜることはサロンの完璧さを求める姿勢とは相反するため、まじめな方ほど先生自身が疲れきるかもしれません。ヘナと格闘して...
ケミカルヘナの色と格闘したように
ヘナの特徴と、インディゴの特徴をしっかり理解してみてください。
ヘナは髪の食べ物のような、ハーブです。今まで薬品ばかり食べさせていた髪と地肌に
やっとご馳走を与えた感覚の捉え方伝え方が大切なのでは。
それでもヘナをメニューにしたいサロンにアドバイス
当社のヘナを扱っているサロンは、二度染めは、2時間仕上げです。2時間から2時間半、お客様は座ると、軽くキープしたオイルでマッサージ、
シャンプーなしですぐ塗布に入ります。初めてヘナをするかたはヘナのほうをもう少し長くおきます。あとはアーユルベーダ的エッセンスを取り入れ、また地方なら帰っていただくヘナメニューもお勧めです。
また
完璧で仕上がらないヘナに3回で完璧に仕上げます、が一番良いメニューです。
100gのNAOSHOヘナはここから

ここで簡単にまとめます。
1.ヘナは栄養です。深いオレンジ、酸化して、3日後にしずむオレンジが最高のヘナです。
つまりローソンが多い砂漠のような土地で、収穫の際雨にあたらなかった10月のヘナです。
ヘナが髪と地肌に入らないと、髪は健康につややかになりません。
2.藍はヘナではありません。ヘナの量に反応してオレンジに紫の下敷きをかけた状態で、
茶を出します。インデイゴは髪を荒くするため、髪の硬い人には向きませんが、柔らかなかたには質感が気に入られる。
ただ当社の考えは、藍のアレルギーが一年もとれないシミになることをかんがみて、ただ藍は色を変える補助剤として、捉えていただいております。
だから天然ブラウンへナとか、(ヘナと藍の混合)はナンセンス。藍をしっかり使い込んでないビジネスだけに走っている人たちです。
同じ女性として、一年間藍のシミが消えないことは心が傷みます、絶対にチエックするハードルが
あるのですから、
ヘナがどのくらい髪に入ったかが鍵で、インデイゴが勝っている髪は、美しくないです。
わたしのサロン様へのヘナ導入は、下記のような打ち合わせで行います。
1.メニューの細分化。
ヘナの前のシャンプーはしないので、
1.ヘッドマッサージ
1.塗布(一回目)
1.塗布。(二回目)
1.シャンプー、ドライ
ヘナは基本的に購入。オイル、アロエジェルもです。
ヘナに対して、その店が扉を大きく開いていること、また小売をします。
お家に帰ってもらうヘナサロン
3回して結果がでるサロン
セルフヘナを教えるサロン
ヘナとはを熱く語れるサロン
簡単で申し訳ないですが、
モデルを呼んでいただき、私のトークを真似していただく。資料で勉強などなど
せっっかく取り入れるなら、儲かってほしいですものね。
長くなりましたが次にシカカイと、アムラについて、
最近いろんなハーブ入りヘナが出回っていますので、これについて、
アムラの誤解、
アムラとヘナを混ぜて黒味が増すという説には私は?です。というのもヘナを売買しているしているHP、問屋の人たち実際にどのくらいの人の頭をぬったか?それも同じ人でなく、いろんなタイプで、またその後の追跡調査は?
となると、大いに疑問です。
初期のころ、ヘナがまだ浸透してなかったころ、外国のWEBサイトでヘナを検索して情報を作った方が多かったのです。白髪染めとしての捉え方は日本人独特ですから、
色素のない、金髪や、銀髪、赤毛、などに、紅茶、うこん、アムラ、コーヒーで溶くと、髪に色が日本人より染色します。
またアムラは白髪を抑えるのですが、あくまでも予防です、ホルモンの変化する25歳くらいから使用して、食生活も気をつけて、白髪が抑制されるビタミンCといわれますが実はインドでは食べることのほうが有名です。
シカカイは単品で増粘剤を入れ、シャンプーとして使ってみてください。
シカカイが髪にどういった作用をするかがはっきり分かりますが
、健康な髪でなければ、
大変なことに!ストレートPとヘアカラーなどしていた髪など、指が入らないほどぎしぎしします。
シカカイやチヤナ豆はどんどん髪と肌を乾燥させるのです。
昔シャンプーがない時代ではOK
現代はNG
ヘナを是非、サロン先導の商品にと願いつつ、もっと違う形の美容室が増えればいいなと思うこの頃です。

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